赤坂見附で整体をしている、RINDOの石山です。
寒くなると肩がこりやすいのは、体が冷えて筋肉が縮こまり、首から肩を動かす回数も減るからだと考えています。シャワーだけで済ませていると、日中に固まった肩がそのまま夜を越えてしまうので、柔道整復師として、冬は湯船につかることをすすめています。
10月も後半になって、「朝晩が冷えてきてから、肩が重い」という相談が増えてきました。夏のあいだは気にならなかった人が、寒くなったとたんに首の付け根をさすりながら来店する。毎年そういう流れを見ています。
寒くなると、なぜ肩がこりやすいのか
寒いと体が縮こまり、肩がすくんだ姿勢が続くからです。
寒さを感じると、人は無意識に肩を上げて首をすくめます。コートの中で背中を丸めて歩く、手をポケットに入れて肩を内に入れる。これだけで、首から肩の筋肉は一日中ゆるまなくなります。
そこへデスクワークの姿勢が重なります。オフィスは暖かくても、通勤の行き帰りで体が冷えると、肩まわりの動きは小さくなります。動かさない筋肉は、さらに固くなります。
- 外を歩くあいだ、肩が上がって首がすくんでいる
- 冷えた手先や足先をかばって、体全体が力んでいる
- 寒いので動く量が減り、座りっぱなしの時間が長くなる
この3つが重なると、夕方には肩が板のようになっている、という方が少なくありません。
シャワーだけだと、肩が戻りにくいのはなぜ?
短時間のシャワーでは、体の表面しか温まらず、肩の奥の筋肉まで届きにくいからです。
湯船につかると、お湯のぬくもりと水圧で、体の深いところまで温まっていく感じがあります。筋肉がゆるむと、肩や首の力みが抜けて、そのまま眠りに入りやすくなったと話す方もいます。
ホットペッパービューティーの口コミでも、股関節や膝まわりの施術のあとに、温めることとストレッチを続けるようにアドバイスをもらった、という声をいただきました(2026年9月、30代後半男性・全身整体60分)。別の口コミでも、つらい場所を股関節との関係から説明してもらい、湯船で温めるよう教わった、という感想がありました(2026年7月、30代後半男性・全身整体60分)。痛いところだけでなく体全体で冷えと動きを見て、お風呂の話もする。施術の現場では、ごく普通にやっていることです。
効果の感じ方には個人差がありますが、整体と毎日の入浴は、組み合わせるとよいと僕は考えています。

湯船に入るなら、どう入ればいいのか
ぬるめのお湯に10〜15分、肩までしっかりつかるのが目安です。
熱すぎるお湯は、体が緊張して、かえって力みが抜けにくくなることがあります。「少しぬるいかな」と感じるくらいで、ゆっくり入るほうが続けやすいです。
1. お湯は、熱すぎない温度にする(40度前後が目安)
2. 肩まで入り、首の後ろまでお湯が届くようにする
3. 入っているあいだに、肩をゆっくり上げ下げする
4. 上がる前に、首をゆっくり左右に倒して、固さを確かめる
5. 上がったら、湯冷めしないよう、首と肩を先に拭いて温かくする
湯船につかる時間がとれない日は、洗面器にお湯をはって、首の後ろにタオルを当てるだけでも違います。
体調が悪いとき、お酒を飲んだあと、のぼせやすい方は、無理に長く入らないでください。
自分でできること
お風呂に入るだけで終わらせず、日中も少し動かしておくと、夜に肩が戻りにくくなります。
- 1時間に1回、立ち上がって肩を後ろにゆっくり回す
- 外を歩くあいだ、首をすくめず、肩の力を抜いて歩く
- 首の後ろと肩をマフラーや襟で冷やさない
どれも地味ですが、積み重なると肩の固さの出かたが変わってきます。
湯船とセルフケアで戻ってしまう肩は、背中や骨盤の動きが関わっていることもあります。RINDOの整体では、肩だけでなく、体全体を見て施術しています。
よくある質問
湯船につかると、肩こりは楽になりますか?
個人差がありますが、温まって筋肉がゆるみ、肩が動かしやすくなったと感じる方が多いです。肩こりの原因が姿勢のくせにある場合は、お風呂だけでは戻りやすいので、動かすことと合わせるのがおすすめです。
夜、寝る前に入ったほうがいいですか?
寝る1〜2時間くらい前に入ると、上がったあとにゆっくり体温が下がって、眠りに入りやすいと感じる方が多いです。ただ、熱いお風呂に入りすぎるとかえって目がさえるので、ぬるめにしてください。
整体はどのくらいの間隔で受ければいいですか?
肩や首の状態、お仕事の姿勢によって変わります。初回の施術のあとに、目安をお伝えしています。

